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国内第Ⅲ相臨床試験(MR13A9-5)1)

1)社内資料(承認時評価資料):第Ⅲ相臨床試験(MR13A9-5)(2023年9月25日承認、CTD2.7.6.14)

安全性

本試験における副作用(全期間:二重盲検期+継続投与期)

継続投与期移行例を対象に、全期間に認められた副作用を検討したところ、副作用の発現率は、コルスバ®-コルスバ®群18.8%(16/85例)、プラセボ-コルスバ®群13.3%(11/83例)であった。主な副作用(発現例数2例以上)は、コルスバ®-コルスバ®群で便秘4.7%(4/85例)、傾眠2.4%(2/85例)、プラセボ-コルスバ®群で浮動性めまい及び傾眠が各2.4%(2/83例)であった。本試験において死亡に至った副作用及びその他の重篤な副作用は、いずれの投与群でも認められなかった。投与中止に至った副作用は、コルスバ®-コルスバ®群1.2%(1/85例)、プラセボ-コルスバ®群4.8%(4/83例)であり、その内訳は、コルスバ®-コルスバ®群でシャント狭窄1例、プラセボ-コルスバ®群で浮動性めまい、動悸、頭痛1例に3件、錯感覚、アレルギー性そう痒症、幻覚が各1例であった。

例数(%)

SOC
 PT
コルスバ® - コルスバ®群
(n=85)
プラセボ群 - コルスバ®群
(n=83)
副作用発現例数 16(18.8) 11(13.3)
内分泌障害 1(1.2) 0(0.0)
甲状腺機能低下症 1(1.2) 0(0.0)
代謝および栄養障害 1(1.2) 1(1.2)
糖尿病 0(0.0) 1(1.2)
高リン血症 1(1.2) 0(0.0)
精神障害 0(0.0) 1(1.2)
幻覚 0(0.0) 1(1.2)
神経系障害 4(4.7) 5(6.0)
頭痛 1(1.2) 1(1.2)
浮動性めまい 1(1.2) 2(2.4)
傾眠 2(2.4) 2(2.4)
錯感覚 0(0.0) 1(1.2)
耳および迷路障害 1(1.2) 0(0.0)
回転性めまい 1(1.2) 0(0.0)
心臓障害 0(0.0) 1(1.2)
動悸 0(0.0) 1(1.2)
血管障害 0(0.0) 1(1.2)
ほてり 0(0.0) 1(1.2)
胃腸障害 6(7.1) 0(0.0)
便秘 4(4.7) 0(0.0)
腹部不快感 1(1.2) 0(0.0)
胃食道逆流性疾患 1(1.2) 0(0.0)
皮膚および皮下組織障害 0(0.0) 1(1.2)
アレルギー性そう痒症 0(0.0) 1(1.2)
一般・全身障害および投与部位の状態 1(1.2) 1(1.2)
異常感 1(1.2) 0(0.0)
歩行障害 0(0.0) 1(1.2)
臨床検査 2(2.4) 3(3.6)
血圧低下 0(0.0) 1(1.2)
血中甲状腺刺激ホルモン減少 1(1.2) 1(1.2)
血中プロラクチン増加 1(1.2) 0(0.0)
遊離サイロキシン減少 1(1.2) 0(0.0)
甲状腺ホルモン減少 0(0.0) 1(1.2)
傷害、中毒および処置合併症 2(2.4) 0(0.0)
シャント狭窄 1(1.2) 0(0.0)
転倒 1(1.2) 0(0.0)
MedDRA/J version 23.1
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