日常診療におけるIBD診断のコツ
IBD をご専門としない一般診療の先生方や実地医家の先生方がIBDを日常診療で診るためのポイントを、シリーズでご紹介します。IBD診療のエキスパートによる監修で、各回コンパクトにチェック頂ける記事コンテンツです。
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5.外来管理(重症度の見極め)
監修医師:猿田 雅之先生 東京慈恵会医科大学 消化器・肝臓内科 主任教授
IBD患者では、寛解期や活動期でも重症度の軽いものについては主に外来診療で治療と経過観察が行われ、中等症や重症では入院治療が検討される。重症度分類は、どれだけ活動性があるかをみるだけではなく、治療選択の指標にもなりうる重要なものである。未診断のIBD患者は、症状があって受診しているケースが大半であり、活動期であることが多い。活動期と判断したら、重症度分類に必要な項目の情報を正確に聴取して判定し、内視鏡検査を行った場合は、臨床的な重症度に加え、内視鏡的な重症度も加味して評価する。診断前のIBD患者であれば、UCあるいはCDと仮定した場合どの程度の重症度かを把握するように努める。今回のパート5では、IBDの重症度を見極めるための重症度分類について概説する。






