特定の背景を有する患者に関する注意
- 9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 QT 間隔延長のおそれ又はその既往歴のある患者 QT 間隔延長が起こるおそれがある。[17.3.1参照]
- 9.1.2 粘膜下筋腫のある患者 観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。また、一度に大量の出血が認められた場合には、速やかに医療機関に連絡するよう患者を指導すること。筋腫分娩、重度の不正出血があらわれることがある。
- 9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 重度の腎障害のある患者及び末期腎不全患者 本剤の減量を考慮するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。非結合形リンザゴリクスの血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある。[16.6.1参照]
- 9.2.2 中等度の腎障害のある患者 非結合形リンザゴリクスの血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある。[16.6.1参照]
- 9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1 重度(Child-Pugh分類C)の肝障害のある患者 本剤を減量するとともに、患者の状態を慎重に観察し、副作用の発現に十分注意すること。非結合形リンザゴリクスの血中濃度が上昇し、副作用が強くあらわれるおそれがある。[16.6.2参照]
- 9.5 妊婦 妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。動物試験で全胚死亡(ラット)及び不妊(ウサギ)が認められている。また、動物試験(ラット)でリンザゴリクスの胎盤通過性が認められている。[2.1、7.1参照]
- 9.6 授乳婦 授乳を避けさせること。動物試験(ラット)でリンザゴリクスの乳汁移行が認められており、性腺刺激ホルモンの分泌抑制作用により乳児の生殖機能等の成熟に影響を及ぼすおそれがある。



