- 2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
コルスバ®の特性
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1
コルスバ®は、κオピオイド受容体に作用する本邦初の静注透析そう痒症改善剤です。
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2
第Ⅲ相臨床試験の二重盲検期4週時におけるプラセボ群とコルスバ®群の平均かゆみNRSスコアのベースラインからの平均変化量の差(両側95%信頼区間)は-0. 97(-1. 52、-0. 42)であり、プラセボ群に対するコルスバ®群の優越性が検証されました(p<0. 001 vs.プラセボ群、MMRM )。
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3
第Ⅲ相臨床試験の二重盲検期最終評価時において、そう痒症に関連するQOLスコアであるSkindex-16総合スコア及び5-D Itch Scale合計スコアのコルスバ®群のベースラインからの平均変化量はそれぞれ、−18.48、−4.4であり、プラセボ群と比較し有意な改善が認められました*。
*:Skindex-16総合スコア、5-D Itch Scale合計スコア(p=0.010、p<0.001(いずれも名目上のp値) vs.プラセボ群、ANCOVA)
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4
薬物代謝酵素(CYP)による代謝を受けず(in vitro)、血液透析患者の主要な排泄経路は糞中排泄及び透析による除去でした(外国人データ)。
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主な副作用として、浮動性めまい、傾眠、便秘、血圧低下などが報告されています。
電子添文の副作用及び臨床成績の安全性の結果をご参照ください。