Jayne DRW et al.:N Eng J Med 384:599, 2021
COI:ChemoCentryx実施治験
GTI-CWS/GTI-AIS
26週間におけるGTI-CWS※1及びGTI-AIS※2によって測定したグルココルチコイド誘発毒性〔副次評価項目〕
GTI-CWSの最小二乗平均値は、13週時にはプレドニゾン群で36.6、タブネオス群で25.7、26週時にはそれぞれ56.6、39.7であり、13週時及び26週時のいずれも有意差が認められました(それぞれp=0.014†、p=0.0002†、MMRM‡)。GTI-AISの最小二乗平均値は、13週時にはプレドニゾン群で23.2、タブネオス群で9.9、26週時にはそれぞれ23.4、11.2であり、13週時及び26週時のいずれも有意差が認められました(それぞれp=0.003†、p=0.008†、MMRM‡)。
- †:名目上のp値
- ‡:投与群、時点、投与群と時点の交互作用及び層別因子[標準的な基礎治療(リツキシマブ又はシクロホスファミド)、ANCAの種類(MPO又はPR3陽性)、ANCA関連血管炎の病期(新規診断又は再燃)]を共変量とした。
- ※1:Glucocorticoid Toxicity Index-Cumulative Worsening Scoreの略で、経時的な累積毒性を記録したスコア
- ※2:Glucocorticoid Toxicity Index-Aggregate Improvement Scoreの略で、毒性の経時的な改善及び悪化を記録したスコア
各カテゴリーのGTI-CWS〔副次評価項目〕
13週時及び26週時のGTI-CWSのカテゴリーについて、BMI、耐糖能、血圧、脂質、ステロイド性ミオパチー、皮膚毒性、精神神経毒性及び感染の平均値は、以下の通りでした。
各カテゴリーのGTI-AIS〔副次評価項目〕
13週時及び26週時のGTI-AISのカテゴリーについて、BMI、耐糖能、血圧、脂質、ステロイド性ミオパチー、皮膚毒性、精神神経毒性及び感染の平均値は、以下の通りでした。