副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
重大な副作用
重度の下痢(1.7%)
必要に応じて電解質や腎機能検査を行い、患者の状態により止瀉薬の投与、補液などの適切な処置を行うこと。
高血圧
高血圧(21.2%)、高血圧クリーゼ(0.6%)があらわれることがある。必要に応じて降圧剤の投与などの適切な処置を行うこと。
好中球減少
好中球減少(5.6%)、発熱性好中球減少症(0.6%)があらわれることがある。
感染症
肺炎(1.1%)等の感染症があらわれることがある。患者の状態を十分観察し、異常が認められた場合は、抗菌剤の投与などの適切な処置を行うこと。
肝機能障害(17.3%)
ALT(8.4%)、AST(5.6%)、ビリルビン(2.2%)等の上昇を伴う肝機能障害があらわれることがある。
その他の副作用
10%以上 | 5~10%未満 | 5%未満 | |
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神経系 | 浮動性めまい | ||
消化器 | 下痢(31.3%)、悪心 | 腹痛 | |
皮膚 | 発疹 | ||
臨床検査 | 白血球減少 | ||
その他 | 胸痛、疲労 |