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薬剤師は、患者さんに薬をお渡しする前の最終確認の役割を担っています。
しかし、薬局内で手順が標準化されていなければ、どのように確認するか迷ってしまうことも。
3つの事例とともに、情報確認のポイントについて考えます。

監 修坂口 眞弓 先生 みどり薬局[東京都台東区蔵前]
患者さんは薬歴や既往歴を正確に伝えられないことがあります。1つの情報源に頼るのではなく、聴取、問診票、お薬手帳、マイナ保険証といった様々な情報源を確認することが重要です。
特に、マイナ保険証によるオンライン資格確認等システムを用いると、診療・薬剤情報を包括的に確認できます。
従来通りのお薬手帳の確認や丁寧な聴取も大切にしながら、新しいシステムを上手に活用します。

薬剤師は、患者さんとの密なコミュニケーション、薬剤に対する情報収集の両方を行っていました。常日頃の心がけが、患者さんの生活と薬の副作用を結び付け、患者さんの意向確認に繋がった事例です。
処方医がかかりつけ医でない場合、副作用の説明が一般的な注意喚起にとどまってしまうことがあります。薬剤師は、患者さんの職業、生活状況にも目を配り、補足説明が必要であれば資材などを活用してわかりやすく伝えます。
患者さんが納得して薬剤を服用できるように手助けすることも、薬剤師の重要な役割です。

患者さんは薬剤名を知っていても、成分名を知らないことが多いです。一般用医薬品や要指導医薬品の販売では、薬剤・成分名に対する患者さんの認識が誤っていることも念頭に置いて確認します。
「お薬手帳はお持ちですか?」「他に飲んでいるお薬はありませんか?」こういった声かけが、不適切な医薬品販売を防ぎます。
事例3では、チェックシートの手順を守って薬歴を確認したことで、重複投与を防ぐことができました。
確認事項をまとめたチェックシートを作成するなど、薬局全体で適正な医薬品販売に取り組むことが大切です。




患者さんの生活に寄り添いながら、正確な情報確認を行うことで、不適切な処方を防ぐことができます。
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